5/19/2023

ルウルウが旅立ちました





























 






















 


去る5月10日の午前10時08分、愛猫のルウルウが旅立ちました。 


すでにinstagramやfacebookではお知らせいたしましたが
こちらでもご報告させていただきます。


18歳...! というと、獣医さんも友人たちも
よく生きたよ、長生きしたよ、立派だったよ、
天寿をまっとうしたんだよ、、、と優しく褒めたり慰めてくれますが
できることならもっともっと長生きして欲しかったなぁと
無理をさせちゃいけないと分かっていても、
やっぱり思わずにはいられません。



ルウルウは私の人生でもとりわけ大きな変化の続く時期に
辛抱強く寄り添って共に生きてくれた
戦友のような?...助手のような猫ちゃんでした。
いつもマイペースでご飯さえあげていれば上機嫌で面白くて、
その佇まいに日々どれだけ救われてきたことかわかりません。


晩年は寝てばかりの日々が永遠に続くような気がして、
まるで置物のようでしたが
だけれど撫でればちゃんと温もりがあって
気持ちよさそうに小さくゴロゴロ言って
ゴハンとトイレのときは
すっくと立ち上がり自分の足でふらつきながらも行っていたので
ただ生きていてくれさえすれば...
もうそれだけで十分な気がしていました。

それが、今年のゴールデンウィークあたりから
じょじょにゴハンもおやつも要らないと言い出し、
水も飲まなくなり、
ある時から、もう人生を終わらせることを悟ったように
静かに静かに眠りのなかで彼方の世界へ移行してゆきました。

以前見送った猫・ポンポンのときは
もともと持病を持っていたこともあり、
具合が悪くなってからは動物病院へ通い詰めで
たくさんの検査を重ね、医師に促されるまま最先端治療に高額を投じ
さいごのほうは強制給餌までしてしまいました。
けれどもそのことでポンポンの体調が回復したわけでもなく、
けっきょくのところ、却ってストレスを与えて苦しめてしまったのではないかと
ずっと胸の中に申し訳ない気持ちと後悔があって
それは決して消えることがありませんでした。


そんな苦い経験のあとだったので
ルウルウには、もう延命治療はしないと決めていて
できるだけ穏やかに慣れた場所でストレスなく
少しでも多くの時間を一緒にいてあげたいと思っていました。
結果的にそれがよかったのかどうかはわからないけれど
息を引きとる最期のときに傍にいることができたのが
せめてもの救いです。
そして今回新しくお世話になった三鷹の獣医さんには
暖かな眼差しでさいごまで支えて頂き、本当に感謝しかありません。


拙書「猫に恋して」を通してルウルウのことを知ってくださった方々、
長いあいだ遠くからルウルウを愛でてくださったり
メッセージをお送りくださってり
私の親バカにお付き合いくださいまして
ほんとうに有難うございました。



 



















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